外に向けている意識を自分の内側へ

物質的な世界から精神的な世界へ

昨年、「これから世の中が大きく変動する」ことを、神様から3回知らされました。
その変動は、木の枝につかまっている足元を濁流がすごい勢いで流れていくようなもので、その流れは非常に大きく、速く、強いものでした。
木の枝につかまるようにして、神様にしっかりとしがみつくように心を向けていないと、この濁流のような変化に飲み込まれてしまうと思えるものでした。

それは、わたしが40年ほど前に神様から知らされた、世界が大きく変化し、そして人類が二つに分かれる、という、その状況が近づいているのだということがわかりました。

今月の上旬、大きな変動が真っ暗なものとして観えていた中に、光が観えました。
この光は出口であり、出口が観えたから大丈夫、出口のその先に出ることができる、と確信できました。
中旬には、これから非常に大変な状況になることを知らされました。
そして、今月下旬、変化の速度が非常に速くなっていることがわかりました。
霊的なものが速い速度で変化しています。
これから加速度的に、あるいは一気に変化が進むのだろうと思います。
また、精神世界のことというのは、これまでは現実世界の裏側に隠れていたようなものなのですが、これからは表に出てきて、精神的な世界の意識が一 般的なものになっていきます。
霊的な世界では、すでにそのように切り替わっていますが、現実に反映されるのには、まだ時間がかかります。

では、20世紀までの物質的な世界から、精神性な世界に移行するということは、どういうことでしょうか。

ひとつは、思いが現実化されやすくなります。
今は、やりたいと思うことがあっても、障害になるものがあったり、不足しているものがあって、すぐに実現することが困難な場合が多いですが、それが実現しやすくなっていきます。
そして、何かをしたいときや、何かが欲しいとき、今はお金がなければできないので、そのために仕事をしますが、お金というものを介さなくても、やりたいと思うことができ、欲しいと思うものを手に入れることができるようになっていくと思います。

わたしは、小さい頃から、「自分がやりたいと思うことは何でもできる」という思いが無意識にあり、やりたいことは、自然に調ってきました。
やりたいと思っても現実化しないときは、それはやらない方がいいことであったり、あるいは、今やるべき時期ではないものです。
そのように、思いが現実化することが、さらにスムーズに、そして誰でもができるようになっていくのだと思います。

以前、「こういうことをやりたいけれど、お金がないからできない」といっている人がいて、それを聞いたとき、お金がなくても、今やるべきことをやっていると自然に状況が整ってくるものなのに、この方は、その心の持ち方を知らないし、それをやるためのスタート地点に立とうともしていない、と思えました。

しかし、そのように言う人は、口ではやりたいといっていても、それをやることに対する怖れや自信のなさがあるため、お金がないということを理由にして、やらないでいられるようにしていることが多いものです。
やらないでいられるような状況を、自分で作り出しているのです。
「時間がなくて」とか、「親に反対されて」という場合も、同じ心理状態です。

思いが現実化しやすい世界というのは、こうした自分の壁を作っているものが少なくなっていくため、現実化ができていくようになる世界です。
その世界に移行するために、自分の思い込みや固定観念、執着を捨てる必要があります。

また、これからの世界では、男性、女性というものを超えた意識になります。

「男性だから、こうでなければいけない」
「女性だから、こういうことをしてはいけない」

という今までの観念を超えた意識になります。

そして、これまでは、感情が強く動いている意識でしたが、感情を超えていられるようになっていきます。
感情を超えるというのは、感情がなくなるということではなく、感情に執われなくなるということです。

そのためにも、思い込みや固定観念、執着に気がつき、それを解いていくようにする必要があります。

「自分のせいで」、「自分なんかが」という思い込み。
「これはこうでなければいけない」という強い観念。
「悲しみ、憎しみ、怒り、怖れ」などの感情の強い執われ、などです。

日常生活では、自分の外にあるものに意識がいってしまいがちです。

「あの人がこんなことをした」
「あの人にこんなことをいわれた」

と、自分の外の世界のことが常に気になり、そして、それに大きく影響を受け、左右されています。
外の世界のことによって、心が落ち込んだり、腹が立ったり、悲しんだり、キズついたり、悩んだりしています。

外に向けていた意識を自分の内側に向けます。
内側に向けたときから、意識は大きく変わっていきます。

今までは、自分の外の世界の現象に反応し、そこから頭で考えて判断して、答えや結論を出していました。
頭で考える、というのは、それまでの経験や知識、常識の範囲から答えを出すことになります。
自分の内側に意識を向けると、経験や知識、常識を超えたところのことがわかり、それは、経験や知識、常識の範囲で考えて出していた答えとは、まったく違う場合があります。

自分の内側に意識を向けると、外の世界のことに影響を受けたり左右されたりすることが少なくなり、本来の自分の意識でいられるようになります。
感情が刺激を受けにくくなるので、感情が安定し、つづけていると感情を超えていられるようになっていきます。

そして、自分の周りに起きている外の世界というのは、どんな些細なことも、すべて自分の思いが作り出しているのだということがわかるところまで、瞑想をつづけていただけるように願っています。

精神的な世界が表面に出てきたということは、これからの世界は、誰もが霊的な意識に目覚めている世界になっていくのだと思います。



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