お祈りの唱え方

霊的な影響を受けているとき、心配事や困り事があるとき、自分のカルマを解きたいときなどには、般若心経を唱えてお祈りを行うと、浄めることができ、霊的なものを解くことができます。
般若心経は、霊的なものを浄める力があります。
そして、神様にお祈りをすることで、自分では解くことができない現実を、霊的な次元から解いていただくことができます。
わたしは、神道の形式をとっていますが、お祈りのときには、お浄めの力がある般若心経を唱えています。

目 次

1. お祈りの唱え方

・神棚をお祀りしているときは神棚の前で、神棚がない場合は、東か南を向いて正座をします。
・二礼二拍手一礼 をします。
・お祈りの内容を唱えて、般若心経を唱えます。
・終わったら、二礼二拍手一礼 をします。

・般若心経は、1巻、3巻、5巻など、奇数で唱えます。
1巻だけでは足りないときは、7巻唱えると良いでしよう。
お祈りによっては、7巻を7日間唱えたり、100日間唱えることもあります。

2. 唱えた回数の数え方

大豆やマッチを使う数え方が一般的です。
7巻唱える場合は、大豆7個、またはマッチ7本と、箱などの容器を2つ用意します。
箱を膝の前に並べて置き、片方の箱に大豆、またはマッチをすべて入れておきます。
1巻唱え終わるごとに、1個(1本)を、もう一方の箱に移していきます。

もう一つの方法は、大豆などを使わないで、合掌をしている手の親指から順に折り曲げて数えていく方法があります。
1巻目は親指を折り曲げて、2巻目は人差し指、3巻目は中指を折り曲げるというように数えます。
6巻のときは、小指を上げると4巻目と混同してわからなくなるので、初めの合掌の形に戻して、親指を折り曲げて6巻目と数えるのがわかりやすいです。

3. 初めに大きなお祈りをする

漠然とお祈りをするのではなく、天照大神様であったり、自分がお祀りしている神様に、「○○様」と神様のお名前を申し上げて心を向けます。
特にお祀りしている神様がない場合は、「宇宙創造の神様」と唱えます。

その後お祈りを唱えますが、初めに、「世界人類が霊的に成長しますように。21世紀に神のパラダイムが実現しますように」という大きなお祈りを行ないます。
その後に自分のお祈りを行ないます。
大きなお祈りをしていると、自分のことは、そんなに心配しなくても、その人にとって一番いいようになります。

自分のあれこれ考えている思いを捨てて、神様のご意思のままになる、すべてを委ねるという気持ちでお祈りをします。
お祈りをして、その結果は神様にお任せします。

神様の道、あるいは、宇宙の真理に沿ったお祈りは叶いますが、利己的なものや、人に害を与えるようなお祈りは叶いません。
その後に、般若心経を唱えます。

4. お祈りを行なうときの注意事項

・「祝詞」は、床に直接置かないで、袱紗(ふくさ)や半紙などの上に置きます。
・夜は唱えないようにします。暗くなると、周りのものが動き出して寄っきますので、日が出ている間に唱えます。
・旅行先などで、声を出して唱えられないときは、声を出さないで、心の中で唱えてもかまいません。
・般若心経を唱えている途中で、家族に話しかけられたり、電話がかってきたりして、お祈りを中断したときは、1巻の最初から唱えなおします。
また、7日間唱えるときなどで、途中で唱えるのを忘れてしまった日があったり、時間がなくてできなかった日があった場合は、1日目から唱えなおします。



「瞑想の基礎」      Meditation 1
「個人セッション」    個人セッション
「ご質問・お問い合わせ」 お問い合わせ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加